-
最近の投稿
アーカイブ
カテゴリー
投稿日カレンダー
2025年9月 日 月 火 水 木 金 土 « 8月 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30

皆さんこんにちは!
岩手県岩手郡を拠点に冬玉キャベツを栽培している
ミウラ農場、更新担当の富山です。
目次
寒玉キャベツは、美味しさと保存性を兼ね備えた優秀な野菜ですが、
「甘くて締まりの良いキャベツ」を育てるには、いくつかの鉄則があります。
ここでは、岩手県での栽培に特化した、成功のための5つのポイントを紹介します。
寒玉キャベツは、湿害に弱く、乾燥にも弱いというデリケートな性質を持っています。
そのため、
排水性の良い土壌(粘土質を避ける)
堆肥で有機質を増やし、保水力を確保
が重要。さらに、pH6.0~6.5に石灰で調整することで、根の発達と病害対策ができます。
寒玉キャベツの特徴は、春に種をまき、夏~秋に収穫するサイクル。
播種期:3~6月
定植期:5月中旬~7月初旬
収穫期:7~10月
早まきしすぎるとトウ立ち(花芽形成)しやすく、遅れると玉が小さくなります。
キャベツは、株間40~50cm、畝幅60~70cmが理想。
窮屈に植えると、結球不良や病気リスクが増加します。
キャベツ栽培の大敵は、ヨトウムシ・コナガ・アブラムシ。
防虫ネットで物理的防除
生育初期の薬剤散布
雑草管理で害虫の隠れ場所をなくす
さらに、連作障害を防ぐため、3年以上は同じ畑でキャベツを作らないのも鉄則です。
収穫適期を逃すと、割れや品質低下の原因に。
手で押して硬さを感じるタイミングがベスト
外葉をしっかり残して収穫し、日持ちを良くする
収穫後は、冷暗所で保存すれば、岩手の寒冷な気候を活かして長期保存が可能です。
追肥は2回、結球期に重点的に施す
灌水は乾燥時のみ、過湿は避ける
出荷用はサイズを揃えるため、収穫時期を分散
こうした細やかな管理が、市場価値の高いキャベツを育てるポイントです。
寒玉キャベツをうまく育てるためには、
土づくり
適期播種
病害虫対策
適正な植え付け間隔
収穫タイミング
この5つの鉄則を守ることが不可欠です。
岩手の恵まれた気候を活かしつつ、しっかり管理することで、甘くて美しい寒玉キャベツが育ちます!
次回もお楽しみに!
ミウラ農場では、一緒に働いてくださる仲間を募集中です!
岩手県岩手郡を拠点に冬玉キャベツを栽培しております。
私たちが採用において最も大切にしているのは、「人柄」です。
ぜひ求人情報ページをご覧ください。皆さまのご応募を心よりお待ちしております!