ブログ|株式会社ミウラ農場

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🥬広大な畑の景色 ― 大地と風が育てる命のフィールド

皆さんこんにちは!

 

岩手県岩手郡を拠点に冬玉キャベツを栽培している

ミウラ農場、更新担当の富山です。

 

 

 

🥬広大な畑の景色 ― 大地と風が育てる命のフィールド

 

 

 


🌾 見渡す限りの緑の海

 

朝日が昇る頃、畑一面に広がるのは、まるで緑の波のようなキャベツの葉。
風が吹くたびに、葉の裏がきらりと光り、畑全体がゆっくりと揺れ動きます。
その景色はまさに“生命のうねり”。

農家の人にとって、この風景は単なる「作業場」ではなく、
何ヶ月も心血を注いできた努力の結晶です。
一つひとつの苗を植え、気候を見極め、水と肥料のバランスを取りながら育ててきた結果、
ようやくこの壮大な畑が完成します。


☀️ 季節ごとに変わる色のグラデーション

 

春の柔らかな緑、夏の力強い深緑、秋の黄金色の畑。
キャベツの畑は季節ごとに表情を変え、見る人を楽しませます。

特に寒玉キャベツのシーズンは、冬の澄んだ空気の中にピンと立つ葉が美しく、
霜が降りる朝はキラキラと輝いて、まるで自然のイルミネーションのよう。
冷たい空気の中で葉が締まり、甘みが増していくのがわかります。


🚜 畑の中の働く機械たち

 

広大な畑では、トラクターや移植機、収穫機が活躍します。
朝からエンジン音が響き、土の香りと混じり合う。
農業は“機械化”が進んだとはいえ、最後の判断を下すのはやはり人の目と手
天候や土の状態を見極め、微妙な調整をするのがプロの仕事です。


🌬️ 自然と共に生きるということ

 

農家の暮らしは、天候に左右される厳しい世界です。
雨が少なければ水を運び、風が強ければ苗を守る。
それでも、青空の下で風を感じながら働く時間は格別。
自然のリズムの中に身を置くことで、
人もまた「大地の一部」として生きている実感を得られます。


🧭 まとめ ― 畑は生きている

 

要素 意味
生育のリズムを刻む自然の息吹
太陽 命を育てるエネルギー
栄養を蓄える母なる大地
それらを繋ぎ、育てる存在

 

💬ひとことで言えば…

広大な畑は、自然と人が共に作り上げた“生きたキャンバス”。
その景色の中に、農業の本当の美しさがあります。

 

 

次回もお楽しみに!

 

 

 

ミウラ農場では、一緒に働いてくださる仲間を募集中です!

岩手県岩手郡を拠点に冬玉キャベツを栽培しております。

私たちが採用において最も大切にしているのは、「人柄」です。

ぜひ求人情報ページをご覧ください。皆さまのご応募を心よりお待ちしております!

 

 

 

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🥬 農業の責任と寒玉キャベツの魅力

皆さんこんにちは!

 

岩手県岩手郡を拠点に冬玉キャベツを栽培している

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🥬 農業の責任と寒玉キャベツの魅力

 

 

 

🛡 農業の責任とは

 

農業は「食材を生産する仕事」であると同時に、「消費者の健康と命を守る責任」を負った産業です。

  • 安全な農薬の使用と管理

  • 環境に配慮した持続可能な栽培

  • 安心して食べられる品質管理

農家は消費者の信頼を背に、毎年挑戦を繰り返しながら作物を育てています。


🥬 寒玉キャベツの特徴

 

数あるキャベツの中で、冬に旬を迎えるのが「寒玉キャベツ」。

  • 葉が硬く詰まっていてずっしり重い

  • 冬の寒さが糖度を増し、自然な甘みを引き出す

  • 保存性に優れ、冬の間も新鮮な状態を保ちやすい

その力強い甘みは、まさに冬の食卓に欠かせない主役です。


🍲 冬の食卓を彩る寒玉キャベツ

 

  • ロールキャベツ:煮込むほど柔らかくなり、旨味を閉じ込める

  • 鍋料理:豚肉や鶏肉と合わせてスープに甘みが広がる

  • 炒め物:シャキッとした食感が残り、旬の味わいを堪能

寒さが育む甘みと歯ごたえは、他の季節のキャベツでは味わえない格別なものです。


🌱 農家のこだわりと努力

 

寒玉キャベツは冬の厳しい環境下で育ちます。そのため農家は、

  • 土壌改良や肥料管理で安定した成長を支える

  • 冬場の冷え込みや霜害への対策を工夫

  • 収穫期を見極めるために日々観察を続ける

一玉一玉に込められた農家の努力と技術が、冬の食卓を支えているのです。


👀 消費者に伝えたいこと

 

スーパーで見かけるキャベツ一玉。

その裏には農家の労力と責任が詰まっています。


「このキャベツをどう料理しようかな」と思うとき、少しだけその背景を思い浮かべることで、食材への感謝や愛着が深まるはずです。


✅ まとめ

 

  • 農業は「命を預かる責任」を担った仕事

  • 寒玉キャベツは冬の甘みと栄養を凝縮した逸品

  • 農家の努力が消費者の安心と健康を支えている

👉 冬のキャベツ料理を楽しむとき、その一皿には 農業の責任と誇り が込められているのです。

 

 

次回もお楽しみに!

 

 

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🍳 毎日の食卓へ:農業が支える暮らしと健康

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🍳 毎日の食卓へ:農業が支える暮らしと健康

 

 

 

🌱 食卓と農業の関係

 

私たちが一日の始まりに食べる朝食、家族と囲む夕食。

その食卓を彩る野菜や米、果物は、すべて農業の成果です。

普段は意識しないかもしれませんが、農家の努力がなければ、当たり前のように食材が並ぶことはありません。


農業は単なる生産活動ではなく、「命を育み、家庭の暮らしを支える基盤」 といえます。


🛠 食材が届くまでの流れ

 

食卓に並ぶ一皿の裏には、目に見えない工程が積み重なっています。

  1. 土づくり:有機肥料を混ぜたり、土壌分析を行い健康な畑を準備

  2. 種まき・苗植え:気候や地域に合わせたタイミングを見極める

  3. 栽培管理:水の管理、害虫防除、肥料調整など日々の観察

  4. 収穫:一番美味しい瞬間を見極めて刈り取る

  5. 出荷・流通:選別・梱包を経て市場やスーパーへ

消費者が手にする頃には、すでに何ヶ月もの時間と労力が費やされているのです。


🍲 暮らしへの影響

 

新鮮な野菜は味わいだけでなく、家事や暮らしの質に直結します。

  • キャベツやレタスのサラダは「あと一品」をすぐに作れる便利さ

  • 冬野菜を使った煮込み料理は、体を温めるだけでなく家族団らんの時間を豊かにする

  • 彩り豊かな副菜は、食卓の見た目を華やかにし、食欲を増進

農業は「日々の健康づくり」だけでなく、「家族の心のゆとり」をも支えているのです。


👪 家族全員への恩恵

 

農業から生まれる食材は、子どもから高齢者まで、家族全員の生活に役立っています。

  • 子どもには成長に必要なビタミンや食物繊維を

  • 大人には疲労回復や生活習慣病予防を

  • 高齢者には消化しやすく体に優しい栄養を

「旬の食材を食べること」は、家族みんなの健康を守る自然な方法なのです。


🌍 農業と地域文化

 

農業は単なる「食材の供給」だけでなく、地域文化の継承にも深く関わっています。


冬のキャベツ鍋、春の山菜料理、夏の冷やし野菜、秋のきのこ汁…。

これらはその土地の農業があって初めて成立する食文化です。

農業を守ることは、その地域の歴史や伝統を未来へつなぐことでもあります。


✅ まとめ

 

  • 食卓に並ぶ食材は農業の長い努力の結晶

  • 野菜は健康だけでなく、暮らしの質を豊かにする

  • 農業は地域文化や家族の絆を支える存在

👉 「いただきます」の一言の裏に、農業の存在が息づいているのです。

 

 

次回もお楽しみに!

 

 

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寒玉キャベツへのこだわり ~甘みと巻きの美しさを届ける~ ✨

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寒玉キャベツへのこだわり

~甘みと巻きの美しさを届ける~ ✨

高原キャベツとも呼ばれる寒玉 ️

 

寒玉キャベツは、春に種をまき、夏から秋に収穫される品種。

冷涼な高原で栽培されることから「高原キャベツ」とも呼ばれています。

この環境が生む寒玉キャベツは、ぎゅっと締まった葉と、噛んだときに感じる強い甘みが魅力。

普通のキャベツと比べて煮込み料理に向いているのも特徴です。


巻きの良さと甘みの強さ

 

寒玉キャベツの大きな特徴は、その美しい巻き。


葉が何層にも重なり、まるで芸術作品のように整った形になります。

しかも加熱すると甘みがさらに引き立ち、スープや煮物にすれば旨みが溶け出して料理全体を引き立ててくれます。

ロールキャベツやポトフには欠かせない存在です。


一玉ごとの丁寧な管理 ‍‍

 

ミウラ農場ではキャベツを大量に育てるだけではなく、一玉一玉を丁寧に管理しています。


葉の巻き具合や色合い、硬さなどを日々観察し、最適なタイミングで収穫。

「今日が一番美味しい」という瞬間を逃さないよう、スタッフ全員が責任を持って畑と向き合っています。


安心・安全へのこだわり

 

消費者に直接届くからこそ、農薬の使用は必要最低限に抑え、自然に寄り添った栽培を行っています。


「安心して食べてもらいたい」という思いがあるからこそ、見えない部分にもこだわりを徹底しています。


食卓に笑顔を届けたい

 

キャベツを口にしたときに「甘い!」「美味しい!」と笑顔になってもらうこと

――それが私たちの最大の喜びです。


その笑顔のために、寒玉キャベツづくりには日々の努力と工夫が込められています。


雑学:キャベツと健康

 

寒玉キャベツには胃に優しい「キャベジン」が含まれています。
この成分は胃潰瘍や胸やけを防ぐ働きがあり、古くから「胃の薬」としても重宝されてきました。
キャベツの甘みと健康効果は、まさに自然からの贈り物です。


まとめ ✨

 

寒玉キャベツは、自然環境と人の情熱が合わさって生まれる“作品”のような野菜です。


美しい巻きと強い甘み、そして安心して食べられる安全性

――これらすべてにこだわることで、全国の食卓に「笑顔」と「健康」を届けています。

 

 

 

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栽培環境の魅力 ~岩手の大地が育む野菜~ 🌱🍃

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栽培環境の魅力

~岩手の大地が育む野菜~ 🌱🍃

豊かな自然に囲まれた岩手町 🏞️

 

株式会社ミウラ農場がある岩手郡岩手町は、冷涼な気候と肥沃な土地に恵まれた農業の町です。
標高が比較的高いため、昼夜の寒暖差が大きく、作物にとって理想的な環境が整っています。

寒暖差があると、昼間に光合成で作られた糖分が夜に逃げずにしっかりと蓄えられるため、野菜の甘みが増すのです。

これはリンゴやブドウなど果物にも共通する「美味しさの秘密」🍎🍇。

キャベツも同じく、この自然のサイクルでぐっと旨みが引き出されます。


東京ドーム17個分の広大な畑 🌾

 

ミウラ農場の畑は、なんと東京ドーム17個分にも匹敵する広さを誇ります。
目の前に広がるキャベツ畑は壮観で、四季折々の景色が楽しめます。

  • 春 🌸 …雪解けとともに畑が息を吹き返し、苗の植え付けが始まる。

  • 夏 🌞 …キャベツの葉が青々と茂り、力強く育つ。

  • 秋 🍂 …収穫のシーズン。畑はキャベツの緑で埋め尽くされる。

  • 冬 ❄️ …一面が雪に覆われ、自然の休息時間となる。

 

自然の変化を体いっぱいに感じながら働けることは、農業の醍醐味でもあります。


土づくりへのこだわり 🌍

 

「良い野菜は良い土から」――これは農家にとって普遍の真理です。
ミウラ農場では堆肥や有機質を用いて土を育て、フカフカで栄養豊富な土壌を維持しています。

キャベツは根をしっかり張ることで大きく美味しく育ちます。

根が深くまで伸びやすい柔らかな土をつくることが、丈夫で甘みのあるキャベツづくりの第一歩なのです。


清らかな水と澄んだ空気 💧🍃

 

岩手の大自然がもたらす澄んだ水と新鮮な空気は、野菜にとって大きな財産です。
雪解け水や山から流れる清流はミネラルを含み、作物に命を吹き込みます。

また、都会に比べて空気が澄んでいるため、病害虫の発生も少なく、健康的な栽培が可能です。

人にも野菜にも優しい環境といえるでしょう。


人と自然が共に生きる農業 🤝🌿

 

広大な自然の中で野菜を育てることは、自然に学び、自然に生かされる営みです。
天候に左右される厳しさもありますが、それ以上に「自然と共に生きる」豊かさがあります。

ミウラ農場では、地域の人々とのつながりも大切にしながら、自然と調和する農業を続けています。


まとめ ✨

 

冷涼な気候、肥沃な大地、清らかな水と空気――岩手町の自然環境は寒玉キャベツを育てる最高の舞台です。


この環境があるからこそ、甘みと旨みが詰まったキャベツが育ち、全国の食卓を支えているのです。

 

 

 

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寒玉キャベツ栽培の鉄則 ~岩手の気候を活かすプロの技術~

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寒玉キャベツ栽培の鉄則 ~岩手の気候を活かすプロの技術~

 

 

 

寒玉キャベツは、美味しさと保存性を兼ね備えた優秀な野菜ですが、
「甘くて締まりの良いキャベツ」を育てるには、いくつかの鉄則があります。


ここでは、岩手県での栽培に特化した、成功のための5つのポイントを紹介します。


■ 鉄則①:土づくりは「排水性と保水性のバランス」

 

寒玉キャベツは、湿害に弱く、乾燥にも弱いというデリケートな性質を持っています。
そのため、

  • 排水性の良い土壌(粘土質を避ける)

  • 堆肥で有機質を増やし、保水力を確保

が重要。さらに、pH6.0~6.5に石灰で調整することで、根の発達と病害対策ができます。


■ 鉄則②:播種と定植のタイミングを守る

 

寒玉キャベツの特徴は、春に種をまき、夏~秋に収穫するサイクル。

  • 播種期:3~6月

  • 定植期:5月中旬~7月初旬

  • 収穫期:7~10月

早まきしすぎるとトウ立ち(花芽形成)しやすく、遅れると玉が小さくなります。


■ 鉄則③:適正な間隔で植える

 

キャベツは、株間40~50cm、畝幅60~70cmが理想。


窮屈に植えると、結球不良や病気リスクが増加します。


■ 鉄則④:病害虫対策を徹底

 

キャベツ栽培の大敵は、ヨトウムシ・コナガ・アブラムシ

  • 防虫ネットで物理的防除

  • 生育初期の薬剤散布

  • 雑草管理で害虫の隠れ場所をなくす

さらに、連作障害を防ぐため、3年以上は同じ畑でキャベツを作らないのも鉄則です。


■ 鉄則⑤:収穫は「締まり具合」で見極める

 

収穫適期を逃すと、割れや品質低下の原因に。

  • 手で押して硬さを感じるタイミングがベスト

  • 外葉をしっかり残して収穫し、日持ちを良くする

収穫後は、冷暗所で保存すれば、岩手の寒冷な気候を活かして長期保存が可能です。


■ プロがやっている+αの工夫

 

  • 追肥は2回、結球期に重点的に施す

  • 灌水は乾燥時のみ、過湿は避ける

  • 出荷用はサイズを揃えるため、収穫時期を分散

こうした細やかな管理が、市場価値の高いキャベツを育てるポイントです。


まとめ

 

寒玉キャベツをうまく育てるためには、

  • 土づくり

  • 適期播種

  • 病害虫対策

  • 適正な植え付け間隔

  • 収穫タイミング

 

この5つの鉄則を守ることが不可欠です。


岩手の恵まれた気候を活かしつつ、しっかり管理することで、甘くて美しい寒玉キャベツが育ちます!

 

 

 

次回もお楽しみに!

 

 

 

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寒玉キャベツの歴史 ~岩手に根づく“甘さと旨み”の背景~

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寒玉キャベツの歴史 ~岩手に根づく“甘さと旨み”の背景~

 

 

キャベツといえば、日本の食卓に欠かせない定番野菜ですが、その中でも「寒玉キャベツ」は、特に甘みが強く、シャキシャキ感に優れた品種として知られています。


ここでは、寒玉キャベツの歴史をたどりながら、岩手県でどのように栽培文化が育まれてきたのかを詳しく見ていきましょう。


■ 1. キャベツの原産と日本への伝来

 

キャベツの原産地は地中海沿岸といわれ、紀元前からヨーロッパで食べられていました。


日本にキャベツが伝わったのは、江戸時代後期(18世紀)。ただし、この時のキャベツは「葉キャベツ型」で、現在のような丸い結球キャベツではありませんでした。

本格的に普及したのは、明治時代以降。西洋文化の流入とともに、結球するキャベツが導入され、洋食ブームとともに徐々に栽培が広がっていきます。


■ 2. 寒玉キャベツの誕生と特徴

 

寒玉キャベツは、一般的なキャベツよりも低温に強く、締まりの良い結球をするのが特徴です。

  • 葉が厚く、しっかりと巻く

  • 甘みが強く、煮込み料理にも最適

  • 保存性が高い

これらの特性から、寒冷地や雪国での栽培に向いており、東北地方を中心に発展しました。


■ 3. 岩手での栽培が広がった背景

 

岩手県は、冷涼な気候と肥沃な土壌に恵まれ、寒玉キャベツの栽培に適しています。

  • 春(3~6月)に種をまき、夏から秋(7~10月)に収穫

  • 冬に向けて甘みが増し、貯蔵にも強い

昭和期には、一戸町や八幡平エリアを中心に生産が拡大し、地域ブランドとしても定着。


現在では、岩手県産の寒玉キャベツは、漬物や鍋料理に最適な野菜として高い評価を得ています。


■ 4. 食文化と寒玉キャベツ

 

寒玉キャベツは、その甘さと歯ごたえから、家庭料理に欠かせない存在です。

  • ロールキャベツポトフなどの煮込み料理

  • 漬物(浅漬け、塩漬け)

  • 冬の鍋物や味噌汁

岩手では、雪国ならではの「保存野菜」としても活用されてきました。


長い冬を越すために、キャベツを丸ごと貯蔵する文化もあります。


■ 5. これからの寒玉キャベツ

 

現代では、寒玉キャベツは**機能性野菜(ビタミンC、食物繊維)**として注目され、健康志向の高まりとともに需要が増加。


さらに、岩手県内でも、産地直送やオンライン販売など、新しい流通形態でファンを広げています。


まとめ

 

寒玉キャベツは、ヨーロッパから伝わったキャベツが、日本の風土に合わせて進化し、岩手の気候と文化に根づいた野菜です。


次回は、この歴史を踏まえて、**「寒玉キャベツを栽培するための鉄則」**をプロの視点で解説します!

 

 

次回もお楽しみに!

 

 

 

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野菜嫌いを克服する調理の工夫

ミウラ農場、更新担当の岡です。

今回のテーマは「野菜嫌いを克服する調理の工夫」です。

「子どもが野菜を食べてくれない」「家族の誰かが野菜が苦手で…」というお悩み、よく聞きます。野菜嫌いの原因には味や食感、見た目などさまざまありますが、ちょっとした調理の工夫で驚くほど食べやすくなることもあります。今回は、野菜嫌いを克服するための具体的なアイデアをご紹介します。


1. 野菜の「見た目」と「切り方」を工夫する

細かく切る・すりおろす

  • にんじんやピーマンは細かいみじん切りやすりおろしにして、ハンバーグやカレーに混ぜると食べやすくなります

  • トマトが苦手な方には、角切りではなくペースト状にしてソースやスープに使うのがおすすめ

色や形で興味を引く

  • カラフルなパプリカやミニトマトを使うことで見た目が楽しくなり、食欲がわきやすくなります

  • 星型や花型の型抜きを使って、お弁当やプレートにのせるのも効果的です


2. 加熱して甘みを引き出す

生野菜は苦手でも、加熱することで甘みが増し、風味がやさしくなる野菜はたくさんあります。

  • 玉ねぎやにんじん:炒める・煮ることで自然な甘さが引き出される

  • ピーマン:苦味が気になるときは、じっくり炒めたり、チーズと一緒に焼くとコクが加わりやすい

  • トマト:加熱することで酸味が和らぎ、まろやかに

「野菜=苦い、青臭い」という印象を和らげるには、調理温度と時間がポイントです


3. 好きな味つけと組み合わせる

味つけにひと工夫加えることで、野菜を“ごちそう”に変えられます。

  • チーズを活用:グラタンやピザ風トーストにすると、苦手な野菜も食べやすくなります

  • カレーやミートソース:味がしっかりしているため、野菜の風味が目立ちにくくなります

  • マヨネーズや味噌マヨだれ:にんじんやセロリなどもディップで食べやすくなります

「食べ慣れた味」との組み合わせを工夫して、少しずつ野菜を取り入れてみましょう


4. 混ぜ込む・隠すテクニック

どうしても見た目で拒否されてしまう野菜は、料理に「混ぜ込む」「隠す」方法も効果的です。

  • ハンバーグ・つくね:ピーマンや玉ねぎ、にんじんをみじん切りで混ぜ込む

  • ホットケーキやパンケーキ:ほうれん草やかぼちゃをペーストにして生地に加えると、自然な甘みで食べやすくなります

  • ポタージュスープ:ブロッコリー、カリフラワー、にんじんなどをミキサーで滑らかにすると、野菜感が気にならず飲みやすい

「野菜を食べた!」という感覚よりも、「美味しかった」が先に来るようなレシピを心がけるのがコツです


5. 食育の視点で興味を持たせる

特に子どもの野菜嫌いには、「体験」が効果的です。

  • 一緒に料理をする:自分で切ったり盛り付けたりした野菜は、愛着がわいて食べやすくなります

  • ベランダ菜園を取り入れる:自分で育てた野菜は特別なもの。苦手意識がやわらぐきっかけに

野菜を「楽しく触れる存在」として感じることで、食べる意欲にもつながります


まとめ

  • 野菜の食感や風味を工夫し、食べやすく加工する

  • 加熱や味付け、組み合わせで印象を変える

  • 混ぜたり隠したりして少しずつ慣れさせる

  • 食育の観点から、野菜に興味を持たせることも大切

野菜嫌いは、調理と接し方次第で変えていくことができます。少しずつ無理なく、でも楽しく取り入れていきましょう。

次回の「野菜の知恵袋」では、「野菜と保存食:長く楽しむ加工の知恵」をテーマにお届けします。どうぞお楽しみに。

季節ごとの野菜の選び方と楽しみ方

ミウラ農場、更新担当の岡です。

今回のテーマは「季節ごとの野菜の選び方と楽しみ方」です。

スーパーでは一年中いろいろな野菜が手に入りますが、「旬の野菜」を知って食卓に取り入れることで、味も栄養も格段にアップします。今回は、四季それぞれのおすすめ野菜と、選び方・調理の楽しみ方をご紹介します。


1. 春(3月~5月)

冬の寒さが和らぎ、やわらかくてみずみずしい野菜が豊富になる季節です。

代表的な旬野菜

  • キャベツ

  • 新玉ねぎ

  • アスパラガス

  • 菜の花

  • スナップえんどう

選び方のポイント

  • 葉物はみずみずしく、緑が鮮やかでハリがあるものを選ぶ

  • 新玉ねぎは表面がツヤツヤしていて、やわらかいものが新鮮

楽しみ方

  • 春キャベツは生でも加熱してもおいしく、サラダや炒め物にぴったり

  • 菜の花はさっと茹でておひたしや辛子和えに


2. 夏(6月~8月)

日差しが強く、暑さに強い野菜が育つ季節です。水分やカリウムが豊富で、夏バテ対策にも効果的です。

代表的な旬野菜

  • トマト

  • きゅうり

  • なす

  • ピーマン

  • オクラ

  • とうもろこし

選び方のポイント

  • トマトはヘタがピンとしていて色ツヤのよいもの

  • なすは皮に張りがあり、ヘタのトゲが痛いほどの新鮮さが目印

楽しみ方

  • トマトやきゅうりは冷やしてサラダに

  • なすやピーマンは味噌炒めや揚げびたしで旨みが引き立ちます


3. 秋(9月~11月)

味覚の秋。実り豊かな季節で、根菜類や香りの強い野菜が登場します。

代表的な旬野菜

  • さつまいも

  • かぼちゃ

  • れんこん

  • ごぼう

  • しめじ・しいたけなどのきのこ類

選び方のポイント

  • さつまいもはふっくらと丸みがあり、ひび割れのないもの

  • れんこんは断面が白く、穴の周囲が黒ずんでいないものが新鮮

楽しみ方

  • 根菜は煮物やきんぴらにして、ホクホク感を楽しむ

  • きのこは炒め物や炊き込みご飯、スープで香りを活かす


4. 冬(12月~2月)

寒さの中で育つ野菜は、甘みが増して濃厚な味わいになります。

代表的な旬野菜

  • 白菜

  • 大根

  • ねぎ

  • ほうれん草

  • ブロッコリー

選び方のポイント

  • 白菜は葉がぎっしり詰まっていてずっしり重いもの

  • 大根は肌がなめらかで、先まで太さがあるものが良品

楽しみ方

  • 白菜や大根は鍋料理にして甘みを引き出す

  • ブロッコリーは茹でてサラダ、スープやグラタンにも


5. 季節の野菜を食べるメリット

  • 栄養価が高い:旬の野菜は太陽の恵みをたっぷり受けて育つため、栄養が豊富です

  • 価格が安定している:収穫量が多く、市場価格も手ごろ

  • おいしさが違う:香りや食感、甘みや苦みなどが最も際立つ時期

旬を意識することで、季節の移ろいを感じながら、体も心も健やかになります。


まとめ

  • 春はやわらかくて甘みのある葉物を楽しむ

  • 夏はみずみずしい野菜で涼しく栄養補給

  • 秋は根菜やきのこで食物繊維と旨みを

  • 冬は甘みの増した煮込み野菜をじっくり味わう

季節に寄り添った野菜選びで、食卓も暮らしもより豊かにしていきましょう。

次回の「野菜の知恵袋」では、「野菜嫌いを克服する調理の工夫」をテーマにお届けします。どうぞお楽しみに。

野菜くずを活用したエコな暮らし術

ミウラ農場、更新担当の岡です。

本日は「野菜の知恵袋」第6回をお届けします。
今回のテーマは**「野菜くずを活用したエコな暮らし術」**です。

料理をしていると必ず出る“野菜くず”。皮やヘタ、芯など、これまでは当たり前のように捨てていた部分にも、実は活用法がたくさんあります。ちょっとした工夫でごみを減らせるだけでなく、環境にも家計にもやさしい生活ができるんです。今回は、野菜くずを活用した実践アイデアをご紹介します。


1. 野菜くずで作る「ベジブロス(野菜だし)」

使うのは、にんじんの皮や玉ねぎの外皮、キャベツの芯、しいたけの軸、セロリの葉など。

作り方

  1. 清潔な容器に野菜くずをまとめて保存(冷蔵または冷凍)

  2. 鍋に水と野菜くずを入れ、弱火で30分ほど煮出す

  3. ざるでこして完成

塩や油を加えずに煮出すことで、スープやカレー、煮物などどんな料理にも使える自然派だしになります。野菜の旨みがぎゅっと詰まったベジブロスは、減塩にもなって健康的です。


2. 野菜くずで「再生栽培(リボベジ)」に挑戦

野菜くずから再び野菜を育てる「リボーンベジタブル=リボベジ」は、簡単で見た目も楽しいエコ習慣です。

再生しやすい野菜例

  • ねぎや小松菜の根元部分:水に浸けておくと再び葉が伸びてきます

  • にんじんや大根のヘタ:葉が再生し、サラダや薬味に使えます

  • 豆苗:一度刈り取った後も再び伸びてきます(2〜3回収穫可能)

毎日少しずつ伸びる様子を観察するのも楽しく、家庭菜園の第一歩にもおすすめです。


3. 野菜の皮を「おやつやふりかけ」に変身

捨ててしまいがちな皮にも栄養や風味がたっぷり詰まっています。ちょっと手を加えるだけで、おいしく食べることができます。

ごぼうやにんじんの皮チップス

  • 皮をよく洗って、細長く切る

  • オーブンやトースターでカリッと焼く(油で軽く炒めてもOK)

  • 塩やカレー粉で味付けしておやつに

だいこん・にんじんの皮ふりかけ

  • 細かく刻み、しょうゆ・みりんで甘辛く炒める

  • ごまやじゃこを加えると栄養バランスもアップ

お弁当のおかずやご飯のおともにぴったりの一品になります。


4. 野菜くずを「たい肥」にしてベランダ菜園に

家庭で出る野菜くずを堆肥化すれば、肥料として活用できます。

簡単コンポストの始め方

  • バケツや専用容器に生ごみを入れ、土やぬかと混ぜる

  • 空気を入れながら1〜2週間熟成させると、栄養たっぷりのたい肥が完成

  • ベランダ菜園や花のプランターに混ぜて使う

生ごみが減って、土も元気になる一石二鳥の活用法です。


5. まとめ

  • 野菜くずは「ごみ」ではなく「資源」

  • ベジブロスやリボベジなど、手軽に実践できる方法がたくさん

  • 食材を最後まで使い切ることで、環境にも家計にもやさしい暮らしが実現

毎日の料理にちょっとしたひと手間を加えるだけで、より豊かな食生活を送ることができます。

次回の「野菜の知恵袋」第7回では、**「季節ごとの野菜の選び方と楽しみ方」**をテーマにお届けします。どうぞお楽しみに。