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ミウラ農場、更新担当の岡です。
本日は「野菜の知恵袋」第6回をお届けします。
今回のテーマは**「野菜くずを活用したエコな暮らし術」**です。
料理をしていると必ず出る“野菜くず”。皮やヘタ、芯など、これまでは当たり前のように捨てていた部分にも、実は活用法がたくさんあります。ちょっとした工夫でごみを減らせるだけでなく、環境にも家計にもやさしい生活ができるんです。今回は、野菜くずを活用した実践アイデアをご紹介します。
目次
使うのは、にんじんの皮や玉ねぎの外皮、キャベツの芯、しいたけの軸、セロリの葉など。
清潔な容器に野菜くずをまとめて保存(冷蔵または冷凍)
鍋に水と野菜くずを入れ、弱火で30分ほど煮出す
ざるでこして完成
塩や油を加えずに煮出すことで、スープやカレー、煮物などどんな料理にも使える自然派だしになります。野菜の旨みがぎゅっと詰まったベジブロスは、減塩にもなって健康的です。
野菜くずから再び野菜を育てる「リボーンベジタブル=リボベジ」は、簡単で見た目も楽しいエコ習慣です。
ねぎや小松菜の根元部分:水に浸けておくと再び葉が伸びてきます
にんじんや大根のヘタ:葉が再生し、サラダや薬味に使えます
豆苗:一度刈り取った後も再び伸びてきます(2〜3回収穫可能)
毎日少しずつ伸びる様子を観察するのも楽しく、家庭菜園の第一歩にもおすすめです。
捨ててしまいがちな皮にも栄養や風味がたっぷり詰まっています。ちょっと手を加えるだけで、おいしく食べることができます。
皮をよく洗って、細長く切る
オーブンやトースターでカリッと焼く(油で軽く炒めてもOK)
塩やカレー粉で味付けしておやつに
細かく刻み、しょうゆ・みりんで甘辛く炒める
ごまやじゃこを加えると栄養バランスもアップ
お弁当のおかずやご飯のおともにぴったりの一品になります。
家庭で出る野菜くずを堆肥化すれば、肥料として活用できます。
バケツや専用容器に生ごみを入れ、土やぬかと混ぜる
空気を入れながら1〜2週間熟成させると、栄養たっぷりのたい肥が完成
ベランダ菜園や花のプランターに混ぜて使う
生ごみが減って、土も元気になる一石二鳥の活用法です。
野菜くずは「ごみ」ではなく「資源」
ベジブロスやリボベジなど、手軽に実践できる方法がたくさん
食材を最後まで使い切ることで、環境にも家計にもやさしい暮らしが実現
毎日の料理にちょっとしたひと手間を加えるだけで、より豊かな食生活を送ることができます。
次回の「野菜の知恵袋」第7回では、**「季節ごとの野菜の選び方と楽しみ方」**をテーマにお届けします。どうぞお楽しみに。