オフィシャルブログ

日別アーカイブ: 2025年6月16日

季節ごとの野菜の選び方と楽しみ方

ミウラ農場、更新担当の岡です。

今回のテーマは「季節ごとの野菜の選び方と楽しみ方」です。

スーパーでは一年中いろいろな野菜が手に入りますが、「旬の野菜」を知って食卓に取り入れることで、味も栄養も格段にアップします。今回は、四季それぞれのおすすめ野菜と、選び方・調理の楽しみ方をご紹介します。


1. 春(3月~5月)

冬の寒さが和らぎ、やわらかくてみずみずしい野菜が豊富になる季節です。

代表的な旬野菜

  • キャベツ

  • 新玉ねぎ

  • アスパラガス

  • 菜の花

  • スナップえんどう

選び方のポイント

  • 葉物はみずみずしく、緑が鮮やかでハリがあるものを選ぶ

  • 新玉ねぎは表面がツヤツヤしていて、やわらかいものが新鮮

楽しみ方

  • 春キャベツは生でも加熱してもおいしく、サラダや炒め物にぴったり

  • 菜の花はさっと茹でておひたしや辛子和えに


2. 夏(6月~8月)

日差しが強く、暑さに強い野菜が育つ季節です。水分やカリウムが豊富で、夏バテ対策にも効果的です。

代表的な旬野菜

  • トマト

  • きゅうり

  • なす

  • ピーマン

  • オクラ

  • とうもろこし

選び方のポイント

  • トマトはヘタがピンとしていて色ツヤのよいもの

  • なすは皮に張りがあり、ヘタのトゲが痛いほどの新鮮さが目印

楽しみ方

  • トマトやきゅうりは冷やしてサラダに

  • なすやピーマンは味噌炒めや揚げびたしで旨みが引き立ちます


3. 秋(9月~11月)

味覚の秋。実り豊かな季節で、根菜類や香りの強い野菜が登場します。

代表的な旬野菜

  • さつまいも

  • かぼちゃ

  • れんこん

  • ごぼう

  • しめじ・しいたけなどのきのこ類

選び方のポイント

  • さつまいもはふっくらと丸みがあり、ひび割れのないもの

  • れんこんは断面が白く、穴の周囲が黒ずんでいないものが新鮮

楽しみ方

  • 根菜は煮物やきんぴらにして、ホクホク感を楽しむ

  • きのこは炒め物や炊き込みご飯、スープで香りを活かす


4. 冬(12月~2月)

寒さの中で育つ野菜は、甘みが増して濃厚な味わいになります。

代表的な旬野菜

  • 白菜

  • 大根

  • ねぎ

  • ほうれん草

  • ブロッコリー

選び方のポイント

  • 白菜は葉がぎっしり詰まっていてずっしり重いもの

  • 大根は肌がなめらかで、先まで太さがあるものが良品

楽しみ方

  • 白菜や大根は鍋料理にして甘みを引き出す

  • ブロッコリーは茹でてサラダ、スープやグラタンにも


5. 季節の野菜を食べるメリット

  • 栄養価が高い:旬の野菜は太陽の恵みをたっぷり受けて育つため、栄養が豊富です

  • 価格が安定している:収穫量が多く、市場価格も手ごろ

  • おいしさが違う:香りや食感、甘みや苦みなどが最も際立つ時期

旬を意識することで、季節の移ろいを感じながら、体も心も健やかになります。


まとめ

  • 春はやわらかくて甘みのある葉物を楽しむ

  • 夏はみずみずしい野菜で涼しく栄養補給

  • 秋は根菜やきのこで食物繊維と旨みを

  • 冬は甘みの増した煮込み野菜をじっくり味わう

季節に寄り添った野菜選びで、食卓も暮らしもより豊かにしていきましょう。

次回の「野菜の知恵袋」では、「野菜嫌いを克服する調理の工夫」をテーマにお届けします。どうぞお楽しみに。